大谷翔平、“ルース超え”通算502奪三振 宝刀スイーパー炸裂…二刀流がまた快挙

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

初回先頭のデュボンから奪三振→2回にスイーパーでペーニャ斬り

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・投手」で投打同時出場した。初回にベーブ・ルースに並ぶメジャー通算501奪三振を記録すると、2回に“ルース超え”となる502個目の奪三振。「100本塁打以上放った選手の歴代最多奪三振記録」でトップに立った。

 若手ローガン・オハッピー捕手の離脱後、大谷とバッテリーを組んできたチャド・ウォラック捕手が7日間の負傷者リスト入り。代わってメジャー昇格したクリス・オーキー捕手と初めてバッテリーを組んだ。初回、先頭のデュボンをカウント3ボール2ストライクから内角低めの直球でハーフスイングを奪い、この日初めての奪三振。2回1死でも6番・ペーニャを、85.6マイル(約137.8キロ)のスイーパーで空振り三振。記録を更新した。

 3日(同4日)の敵地・カージナルス戦での前回登板では5回を投げ、2被弾を含む5安打4失点で降板も、自己最多タイ13奪三振をマーク。勝敗はつかなかったが、節目のメジャー通算500奪三振を達成した。「500奪三振&100本塁打」を記録したのはベーブ・ルース以来2人目の快挙となった。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、これまで「100本塁打以上放った選手の歴代最多奪三振記録」はルースの501。また、二刀流がMLBの歴史に名を刻んだ。

【実際の映像】ついに伝説ルース超え 大谷翔平、キレキレ魔球で502個目の三振奪う

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