大谷翔平、“代役の代役”捕手と初バッテリー ウォラックは戦線離脱へ、指揮官明言

エンゼルスのクリス・オーキー【写真:Getty Images】
エンゼルスのクリス・オーキー【写真:Getty Images】

若手オハッピーに続いてウォラックも離脱、ネビン監督「確かに懸念事項だ」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは9日(日本時間10日)、クリス・オーキー捕手をメジャー昇格させた。5勝目を目指して同日の本拠地・アストロズ戦で先発する大谷翔平投手と初めてバッテリーを組む。フィル・ネビン監督が明言した。

 28歳のオーキーは2016年ドラフト2巡目でレッズ入り。昨年6月10日(同11日)の敵地・カージナルス戦でメジャーデビューし、7試合出場して12打数2安打の打率.167、打点なしだった。

 3月末にエンゼルスとマイナー契約を結び、傘下3Aソルトレークでは13試合出場、打率.125、1本塁打、3打点だった。ネビン監督は「オーキーが今夜先発する。ショウヘイの球を受ける」と明言した。

 31歳のチャド・ウォラック捕手が首の張りのため、7日間の負傷者リスト入りした。4月21日(同22日)に傘下3Aソルトレークからメジャー昇格。ここまで10試合出場し、打率.267、2本塁打、6打点をマークしていた。大谷と開幕からバッテリーを組んでいたローガン・オハッピー捕手が左肩手術で離脱した後は、大谷と3試合でバッテリーを組んできた。

 相次ぐ捕手の離脱。さらに、獲得候補に挙がっていたゲーリー・サンチェス捕手がメッツとマイナー契約を結んだ。ネビン監督は「確かに懸念事項だ。ウォーリー(ウォラック)の離脱が長くなりすぎないことを祈っている。スタッシーもだ」と語った。

 また、中継ぎ右腕ジミー・ハーゲット投手を傘下3Aソルトレークからメジャー昇格させた。代わってシーサー・バルデス投手をメジャー出場前提となる40人枠から外した。

(Full-Count編集部)

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