大谷翔平に敵将警戒…魔球スイーパーは「切れ味が増した」 緩急自在の投球も

試合前の取材に応じたアストロズのダスティ・ベイカー監督【写真:川村虎大】
試合前の取材に応じたアストロズのダスティ・ベイカー監督【写真:川村虎大】

アストロズ・ベイカー監督「スライダーは切れ味が増した」

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・投手」で投打同時出場する。アストロズ戦は今季初登板。名将ダスティ・ベイカー監督は「スライダーは切れ味が増した。最初に対戦した時は3球種ほどだったが、今は5球種を操る」と警戒を強めた。

 大谷は、昨季ワールドシリーズを制覇したアストロズ戦5試合に登板。3勝1敗、防御率1.21と安定した投球を見せた。昨季途中から魔球スイーパーを多投し、ベイカー監督は「スピードに緩急を付けたりする」。緩急自在の投球で29回2/3で45三振を奪った。

 今季5勝目をかけたマウンドではメジャー昇格したばかりのクリス・オーキー捕手と初めてバッテリーを組む。昨季に続き、アルバレス、ブレグマン、アブレイユらの強力打線を黙らせることができるか。

(Full-Count編集部)

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