鈴木誠也が日本流“珍指令” 後輩ヌートバーに「ライトフライは落とせ」ジョーク炸裂

ヌートバーが所属するカージナルス戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
ヌートバーが所属するカージナルス戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

3回右中間への適時二塁打に「捕るな、捕るな」

■カブス 10ー4 カージナルス(日本時間11日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、本拠地で行われたカージナルス戦に「4番・右翼」で先発出場し、4打数2安打1打点の活躍を見せた。7試合ぶりのマルチ安打で打率を.264と上昇させ、チームの連敗を3で止めた。試合前にはカージナルス・のラーズ・ヌートバー外野手に「ライトフライは落とせ」と日本流の“珍指令”を言い渡していた。

 3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、大会直前に左脇腹を痛めた影響から出場辞退した。全7試合で1番打者として活躍し、世界一まで侍ジャパンを牽引したヌートバーとは共闘できず、前日9日(同10日)の試合前に“初対面”した。

 ヌートバーのプレースタイルを「明るくて、すごくガッツのある選手。守備も上手」と褒めた。その直後には「後輩なので『ライトフライは落とせ』と言っていた(笑)。捕るな、捕るなと(3回は)思いました」とジョークを炸裂させた。

 鈴木は2点を追う3回2死二塁から右中間に適時二塁打を放つと、5回にも左安打を放ち、3日(同4日)ナショナルズ戦以来、7試合ぶりのマルチ安打を記録。“後輩”の前で、躍動してみせた。

(Full-Count編集部)

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