日本ハムが両リーグ最速で20敗 新庄体制で2年連続パ最速…江越5年ぶり本塁打も届かず

ベンチからグラウンドを見つめる日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
ベンチからグラウンドを見つめる日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

初回からスクイズの奇策見せるも…先発の北山が5回途中降板

■ソフトバンク 6ー3 日本ハム(11日・PayPayドーム)

 日本ハムは11日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦に3-6で敗れ、今季両リーグの最速の20敗目を喫した。34試合を終え14勝20敗の借金6、勝率.411で5位。わずか5厘差で、この日勝った楽天と入れ替わっての最下位転落は逃れた。

 初回に谷内亮太内野手のスクイズで1点を先制。今季2度目の先発登板となる北山亘基投手に大きな期待がかかった。前回5日の西武戦を6回無安打、無失点のまま降板した右腕だったが3回、甲斐拓也捕手の本塁打と近藤健介外野手の犠飛で逆転される。5回2死一塁の場面で降板すると、2番手の齋藤綱記投手が近藤に2ランを浴びた。6回にも2点を失いリードを広げられた。

 1-6で迎えた7回、江越大賀外野手が左中間へ実に5年ぶりとなるソロ本塁打を放ち、9回にはアリエル・マルティネス捕手のソロで追い上げたが、及ばなかった。

 日本ハムは昨季もパ・リーグ最速で20敗を喫していた。5月3日の30試合目で10勝20敗、借金10という結果だった。

(Full-Count編集部)

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