“捕手不足”エ軍がWBC戦士を獲得 相次ぐ負傷…緊急補強は「理にかなっている」

ガーディアンズから自由契約になっていたメイブリス・ビロリア【写真:Getty Images】
ガーディアンズから自由契約になっていたメイブリス・ビロリア【写真:Getty Images】

WBCコロンビア代表のビロリアを獲得

 エンゼルスは11日(日本時間12日)、ガーディアンズから自由契約となったメイブリス・ビロリア捕手とマイナー契約を結んだと発表した。エンゼルスは今季、捕手陣の故障が相次ぎ、3月に行われたWBCでコロンビア代表として出場していたビロリアを獲得した。

 ビロリアは今季ガーディアンズで10試合出場。今月1日(同2日)にロースター枠を外れ、8日(同9日)に自由契約となり、“捕手不足”に悩まされるエンゼルスが獲得した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のアンソニー・フランコ記者は「エンゼルスにとっては理にかなっている補強だ」と説明した。

 フランコ記者は「新人のローガン・オハッピーは左肩関節唇損傷でシーズン大半または全てを欠場する。マックス・スタッシーも股関節の張りがある」とした。さらに「マット・サイスが先発を務めているが、控えのチャド・ウォラックは脳震盪のような症状によって早くも戦力を失った。メジャー経験のある選手(ビロリア)をチームに加えることは、理解できることだ」と獲得の意図を説明していた。

(Full-Count編集部)

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