流行りの新球種は「スライダーとどう区別?」 球宴右腕は困惑…投球分析家も同調

ツインズのソニー・グレイ【写真:ロイター】
ツインズのソニー・グレイ【写真:ロイター】

スイーパーについてフリードマン氏とツインズのグレイが議論した

 エンゼルスの大谷翔平投手が今季多投するなどメジャーで大流行中の「スイーパー」。スライダーの一種で曲がり幅の大きな球種だが、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏と、2度の球宴出場を誇る通算94勝右腕のソニー・グレイ投手(ツインズ)が、この新球種について語った。

 フリードマン氏が「ご自身のスライダーをスイーパーとして捉えていますか? スイーパーという新しいカテゴリが登場したけど……」と質問すると、グレイは苦笑いで答えた。

「どうやって(スライダーとスイーパーを)区別をするんだ? ある投手は12インチ(約30.5センチ)の横変化をして3インチ(約7.6センチ)落ちるボールをスイーパーと呼び、ある投手は全く同じ軌道をするボールをスライダーと呼ぶ。(区別があるのではなく)投手が気に入っている単語を使っているような気がする」

 これにはフリードマン氏「理解できるよ」と納得し、グレイに「ツーシームとシンカーは別の球種だ。より落ちる球種がシンカーだ」と言われると「その通りだ」と同調した。

(Full-Count編集部)

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