吉田正尚、14度目マルチで打率3割復帰 守備で好返球も…ヌートバーは同点打含む2打点

レッドソックス・吉田正尚(左)とカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images、ロイター】
レッドソックス・吉田正尚(左)とカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images、ロイター】

ヌートバーと互いの守備位置に“打ち合い”

■カージナルス 8ー6 Rソックス(日本時間13日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が12日(日本時間13日)、本拠地で行われたカージナルス戦に「2番・左翼」でスタメン出場。3打数2安打1四球で今季14度目となるマルチ安打を記録。打率は.306となった。チームは6-8で敗れた。

 初回の第1打席で相手先発・ウェインライトの代名詞でもあるカーブを中前に弾き返した。これが8日(同9日)のフィリーズ戦の第3打席以来、11打席ぶりとなる安打となった。4回無死二塁の第2打席では右飛に終わったものの、5回1死走者なしで向かえた第3打席で、内角のシンカーを右翼線へ運んだ。

 8日(同9日)には、ア・リーグの週間最優秀選手(MVP)を初受賞。直近2試合は無安打だったが、3試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。同点で迎えた8回の第5打席では四球で出塁し、デバースの二塁打でホームを踏んだ。この日は空振りゼロだった。9回の守備では2死二塁から左前打を捕球してホームへワンバウンド送球し、本塁を狙う走者をアウトにした。

 試合前には3月のWBC日本代表でチームメートだったラーズ・ヌートバー外野手と談笑。ヌートバーは「8番・右翼」で出場し、9回に同点打を放つなど3打数2安打2打点1四球。6回には吉田の守る左翼線へ適時打を放った。吉田は第3打席でヌートバーの守る右翼線へ適時打を放っており、互いの守備位置へ打ち合った。

(Full-Count編集部)

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