菊池雄星、劇的サヨナラで負け消える 今季最短4回0/3を5失点…日米通算100勝はお預け

ブレーブス戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】
ブレーブス戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】

チームは1点ビハインドの9回にジャンセンがサヨナラ打

■ブルージェイズ 6ー5 ブレーブス(日本時間15日・トロント)

 ブルージェイズの菊池雄星投手が14日(日本時間15日)、本拠地・ブレーブス戦に先発。4回0/3を投げ7奪三振、被安打9、5失点(自責4)で降板。チームはサヨナラ勝ちし、勝ち負けは付かなかった。防御率は3.89。

 初回、いきなり先頭のアクーニャJr.に先頭打者アーチを浴びて失点。2回にもオズナの安打からピンチを招き、2死三塁からハリスに適時打を浴びて2点目を許した。

 その裏にゲレーロJr.の逆転適時打などで3点の援護をもらったが、3回は先頭のアクーニャJr.が三塁の失策で出塁し、1死後にアルビーズに逆転2ランを打たれた。4回にも先頭のピラーに左翼席へのソロを許して5失点目となった。5回もマウンドに上がったが、先頭のライリーに左前打を許したところで降板となり、2番手・バースがマウンドに上がった。4回0/3での降板は今季最短となった。

 チームは1点ビハインドの9回にブレーブスの6番手・イグレシアスから、2死満塁のチャンスを作ると、ジャンセンが左前打を放って2者が生還。サヨナラ勝ちでブレーブスとの3連戦をスイープした。

 菊池は試合前の時点で、7試合に登板し5勝0敗、防御率は3.35だった。前回登板となった敵地・パイレーツ戦では6回1/3を無失点の好投で5勝目を挙げていた。日米通算100勝にも王手(日本73、米国26)をかけていたが、到達はお預けとなった。

【実際の映像】土壇場での大逆転に場内大熱狂 ブルージェイスの劇的サヨナラ勝利の瞬間

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