エ軍、9.5億円右腕の“戦力外”は「正しい処置」 防御率7点台…指揮官「球速も低下」

エンゼルスのライアン・テペラ【写真:ロイター】
エンゼルスのライアン・テペラ【写真:ロイター】

前日に2被弾のテペラをDFAに…今季は10登板で防御率7.27

 エンゼルスは14日、救援右腕のライアン・テペラ投手をメジャー出場前提となる40人枠から外し、事実上の戦力外(DFA)としたと発表した。今季年俸は700万ドル(約9億5000万円)。同日(日本時間15日)の試合前、フィル・ネビン監督が取材に応じ「正しい処置だったと我々は感じている」と説明した。

 35歳のテペラは2021年にカブスとホワイトソックスで21ホールド、防御率2.79の好成績を残すと、2022年に2年総額1400万ドル(約19億円)でエンゼルスに加入した。同年は59登板で5勝4敗、6セーブ、17ホールド、防御率3.61だった。

 しかし、今季は10登板で2勝2敗、防御率7.27と安定せず。前日13日(同14日)の敵地ガーディアンズ戦では2点リードの8回1死一、三塁でネイラーに逆転3ランを浴びるなど2被弾し、敗戦投手になっていた。ネビン監督は「間違いなく、結果(テペラのパフォーマンス)が絡んだこと。球速も少し下がっている」と理由を明かした。

 この日、チームは同点の8回に守護神のカルロス・エステベス投手がネイラーに勝ち越し3ランを浴び、2連敗を喫した。ブルペン陣の再建が急務となっている。

(Full-Count編集部)

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