大谷翔平は現時点でMVP 米メディア選出…“打倒二刀流”には「歴史的な努力が必要」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「CBSスポーツ」が今シーズンが現時点で終了することを仮定して各賞を選出

 エンゼルスの大谷翔平投手は、15日(日本時間16日)のオリオールズ戦で自ら決勝3ランを放って5勝目を挙げるなど、今季も二刀流で躍動している。メジャーのシーズンも1/4を経過し、米メディア「CBSスポーツ」は、ア・リーグのMVPに大谷を挙げた。

 今回は「この先に起こるかもしれないことについての予測ではない。たった今、シーズンが終了したということを仮定して、誰がアワードを勝ち取ることになるかを要約しているだけだ」という趣旨のもので選出された。

 ア・リーグMVPの大谷については「エース級の投手であり、しかもリーグで最高レベルの打者であり、同時に走塁も非常にうまい」として、投手としては5勝1敗、防御率3.23、WHIP0.91、打者としては打率.303、出塁率.377、長打率.555、8二塁打、2三塁打、6盗塁(同17日試合前時点)を誇る二刀流を評価した。

 この活躍を超えてMVPになるためには「昨年のアーロン・ジャッジのような歴史的な努力が必要だろう」としている。

 なお、ナ・リーグMVPはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手、サイ・ヤング賞はア・リーグがヤンキースのゲリット・コール投手、ナ・リーグがダイヤモンドバックスのザック・ギャレン投手を選んでいた。

(Full-Count編集部)

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