藤浪晋太郎、火消しで雄叫びガッツポーズ 大ピンチで登板し空振り三振奪う

Dバックス戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
Dバックス戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

2死二、三塁のピンチで登板

■Dバックス 5ー3 アスレチックス(日本時間18日・オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が17日(日本時間18日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で、今季13試合目となるマウンドに上がった。8回2死二、三塁のピンチで登板。空振り三振を奪ってピンチを脱し、グラブを叩いて雄叫びをあげた。

 同点の8回、2番手のモールが2死二、三塁のピンチを招くと、藤浪がマウンドに上がった。4番のウォーカー相手に初球は内角高めの直球がボール。そこから直球とカットボールで連続ファウルを奪うと、4球目の内角への97.7マイル(約157.2キロ)の直球にバットが空を切った。渾身のボールを投げ込んだ藤浪は、ガッツポーズしてグラブを叩き、感情を爆発させた。

 9回は先頭のグリエルJr.に左翼線二塁打を浴び、中飛、申告敬遠で1死一、三塁となると、続くリベラにストレートの四球を与えて1死満塁となった場面で降板となった。続く4番手のマルティネスが、犠飛と適時打を許したために藤浪に2失点がついた。チームはそのまま3-5で敗戦。藤浪が今季5敗目を喫した。

 12日(同13日)のレンジャーズ戦では延長10回にピンチの場面で登板し、見事な火消し。その裏チームがサヨナラ勝ちし、登板11試合目にして待望のメジャー初勝利を手にしていた。前日16日(同17日)は1回1/3を4安打2失点、3奪三振だった。

【実際の様子】マウンドで雄叫び! 大ピンチを脱してガッツポーズを見せた藤浪

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