千賀滉大、12K好投に自信「自分のピッチングできた」 “最強打線”から三振ショー

レイズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
レイズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

強力レイズ打線を相手に6回1失点、自己最多の12奪三振

■メッツ 8ー7 レイズ(日本時間18日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのレイズ戦に先発した。6回104球を投げ、被安打3、12奪三振3四球1失点で降板。勝ち負けはつかなかったものの、チーム打率、本塁打、得点、OPSなどで30球団1位を記録している強力レイズ打線を相手に好投。「相手が凄いチームなのは把握していましたし、チームがなかなか勝ちが付かなかったので、なんとか勝ちたいなという気持ちで、良い準備ができた」と振り返った。

 初回はロウを直球、ラウからはフォークで空振り三振を奪った。2回は先頭のパレデスに左前打を許すも、ウォールズ、レイリー、メヒアを3者連続三振に仕留めた。3回も1死からロウにカットボール、フランコはフォークで三振とした。4回は1死からラウ、パレデスに連打を浴びて1点を失ったものの、ウォールズ、レイリーから2者連続三振を奪って最少失点で切り抜けた。

 6回は2つの四球で1死一、二塁のピンチを招くも、パレデスを一邪飛、ウォールズを見逃し三振に仕留めて得点を許さず、6回1失点でマウンドを降りた。この日は家族が観戦に訪れており「ブーイングをくらう姿を見せなくてよかったなと思いますし、自分のピッチングができた1日じゃないかなと思います」と語った。

 最速は98.3マイル(約158.2キロ)を計測した。今季5勝目はならなかったが、12奪三振はメジャー自己最多となった。「こういう打線から三振が取れたことは自信になったなと思うので、継続していけるようにと思います」と頷いた。

(Full-Count編集部)

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