日本野手、全3選手が“主力級の活躍” OPS.850超えと躍動…ヌートバーも高数値

エンゼルス・大谷翔平、カブス・鈴木誠也、レッドソックス・吉田正尚(左から)【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平、カブス・鈴木誠也、レッドソックス・吉田正尚(左から)【写真:ロイター】

ヌートバーもOPS.838を記録

 カブスの鈴木誠也外野手が17日(日本時間18日)、敵地で行われたアストロズ戦で2打席連発を放った。初回に4号ソロを放つと、3回にも5号2ラン。前日16日(同17日)の第4打席から3打席連発となった。さらに7打席連続出塁とし、打率は.286、OPSは.863に上昇した。

 3打席連発は、球団では2019年5月17日(同18日)のクリス・ブライアント以来となった。13日(同14日)まで、1か月間本塁打が止まっていたものの、ここに来て4戦4発と好調だ。この日の鈴木の活躍で、メジャー契約を結んでいる日本人野手3人は、全員がOPS.850を超えていることとなった。(鈴木は規定打席未到達)

 出塁率と長打率の合計で求められるOPSは.800を超えると中軸打者以上の評価とされる。この日の試合を終え、9本塁打を放っているエンゼルス・大谷翔平投手のOPSは.888、1年目ながらメジャーの投手に対応しているレッドソックス・吉田正尚外野手は.881を記録している。大谷もさることながら、吉田は打率3割前後をキープし、ア・リーグの首位打者争いにも絡もうとしている。2番や4番を中心にチームの主軸を任されている。

カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】
カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手も.838と高い数値を記録。日本の選手が、MLBを盛り上げている。

(Full-Count編集部)

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