投手置き去り…大谷翔平の快足に地元局唖然 「スピードではノーチャンスだ」

オリオールズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
オリオールズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ゴロで激走…ベースカバーの投手を置き去りにして一塁に到達した

■エンゼルス 6ー5 オリオールズ(日本時間19日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場し、5打数2安打2打点で勝利に貢献した。初回に先制の10号ソロを放ち、8回には激走で内野安打をもぎ取り、これが決勝点に。そのスピードに地元放送局も驚嘆。「ショウヘイのスピードではノーチャンス」と称えた。

 同点の8回2死満塁で左腕コーロンブに対して大谷が放った打球はゴロで一、二塁間へ。一塁のマウントキャッスルが飛び込んでキャッチし、一塁へトスしようとするも大谷のスピードが圧倒した。コーロンブの一塁カバーが間に合わず、マウントキャッスルはトスを諦めた。快足で決勝点を生み出した。

 ネット裏も大谷のスピードに改めて感心。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況ウェイン・ランダッゾ氏は「カバーは誰もいない!」と声を上げた。

 さらに解説のマーク・グビザ氏は「ショウヘイのスピードを見てください。マウントキャッスルは信じられないプレーを披露しました。左投手(コーロンブ)は傍観者になってしまいました。ショウヘイのスピードではノーチャンスだ。三塁側にいては、ショウヘイとの競争に勝てるわけがありません」と指摘した。コーンロブは投げ終わった後に体が三塁側に流れており、大谷との“競争”に全く歯が立たず。大谷の圧倒的走力を改めて称賛していた。

(Full-Count編集部)

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