大谷翔平、3年連続5度目の2桁HR　松井秀喜以来2人目…3試合ぶり先制10号ソロに敵地喝采

敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場…初回の第1打席で一発

■エンゼルス 6ー5 オリオールズ（日本時間19日・ボルティモア）

　エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右翼席へ3試合ぶり10号となる先制ソロを放ち、2021年から3年連続5度目となる2桁本塁打を達成。日本選手では松井秀喜氏（ヤンキースなど）の7度に次いで2人目の記録となった。

　ベーブ・ルース生誕の地でまたアーチをかけた。初回2死で迎えた第1打席で先発右腕ウェルズの外角高めのチェンジアップを捉えた一発は、打球速度100.3マイル（約161.4キロ）、飛距離378フィート（約115.2メートル）だった。投打二刀流で出場し、特大9号3ラン含む4安打3打点と大暴れした15日（同16日）以来、オリオールパークでは通算4本目の本塁打となった。

　17日（同18日）の同カードでは、「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打。2戦連続のノーヒットで打率.288となっていた。現在15試合連続先発出場中で、疲れ知らずの一発に敵地からも拍手が沸き起こった。