2戦連続“炎上”バウアーは「何かバレてる」 日米通算429登板左腕が懸念「投球に癖」

DeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、バウアーの投球を分析

 巨人、メジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、2試合連続で背信投球が続くDeNAのトレバー・バウアー投手を“分析”した。「たぶんね、なんかバレている気がするんですよ。例えば投球に癖があるとか、間違いなくセットポジションで一塁走者がいるときに牽制の癖は出ていると思う。結構な確率でスタートを切られていると思いますよ。もしかしたら投げるのも癖が出てるんじゃないかなと」と懸念材料を挙げた。

 バウアーは前回先発した16日広島戦で2回7失点KO。6回7失点(自責6)だった9日の巨人戦に続いて敗戦投手となった。来日初登板だった3日広島戦は7回1失点の快投で初勝利を挙げたが、そこからピリッとしない。「残念だなと。1試合目の広島戦はさすがだなと思ったんですけど」と高橋氏の表情も冴えない。

 広島打線は16日、1番の菊池、マクブルームとデビッドソンの両助っ人以外、左打者をズラリと並べた。「全部左打者にやられている感じ。単打単打でコンタクトされているのは左打者の方が多いかなという感じはしますね」と振り返ると「きっちり対策をしてきた。1回やられたのを2回目に取り返すことができたのはよかったし、この采配は新井監督の勝ちだった。選手たちが期待に応えた」と攻略した広島側を称えた。

“癖”について、高橋氏は「僕は分からないですね。スコアラーさんとかが何方向からも見ている。僕は1方向しか見ていないので何とも言えない」と話す。「(メジャーでは分析を)やっているところとやっていないところがあるみたいですね。日本の方が癖とかクイック、フィールディングに関しては細かく投手は言われるかもしれないですね」とバウアーが直面する課題を指摘した。

 立ち直るきっかけを聞かれると「もう少し日本の打者を知ること。捕手との話し合いも大事ですが、打者の特徴だったりを明確にしておくといざというときにデータの元で戦うことができる」としたが「まず癖のことが……。いい変化球を投げているのにあれだけカンカン打たれるのは何か出ているのではと僕は思っちゃう。僕の単なる意見なので、本当に癖が出ているのかどうかはちょっと分からないですけど」とやはり気になる様子。日米通算429試合で93勝85敗25セーブ、防御率3.82を誇る左腕は「バウアーの話をすると熱くなっちゃう。バウアーの今後に期待したい」と言葉に力を込めた。

【実際の映像】バウアー炎上の原因は癖? 日米429登板左腕は「何かバレている」

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