吉川尚輝は「恥ずかしい打率だった」 8戦15安打の固め打ち…原監督はチクリと称賛

巨人・吉川尚輝【写真:小林靖】
巨人・吉川尚輝【写真:小林靖】

4打数3安打で今季3度目の猛打賞をマーク、原監督「続けていってほしいですね」

■巨人 6ー2 中日(20日・東京ドーム)

 巨人の吉川尚輝内野手は20日、中日戦(東京ドーム)に「1番・二塁」で先発出場し、4打数3安打で今季3度目の猛打賞をマークした。切り込み隊長としての仕事ぶりに、原辰徳監督は「尚輝もだいぶカッコがついてきたね。今までちょっと恥ずかしい打率だったからね」とチクリと称賛した。

 1番打者としてきっちり仕事した。初回は2球で打ち取られたものの、3回先頭では追い込まれてから左翼線二塁打。岡本和の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。5回1死では中前打で大城卓の満塁弾を演出。6回2死一塁の右前打と合わせて3試合ぶりの1試合3安打だ。

 9日のDeNA戦(新潟)を終えた時点では打率.169まで低迷したものの、ここ8試合で34打数15安打の打率.441の固め打ち。打率.257に上げた。原監督は「僕自身も堂々と送り出せる。そこは続けていってほしいですね」と今後に期待を込めた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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