「やってしまった」投手も呆れた“強制降板”の珍事 監督の凡ミスが「見たことない」

降板するブルージェイズのマノア(左)とシュナイダー監督【写真:Getty Images】
降板するブルージェイズのマノア(左)とシュナイダー監督【写真:Getty Images】

6回2死一、二塁でシュナイダー監督がこの回2度目のマウンドへ

■オリオールズ 6ー5 ブルージェイズ(日本時間21日・トロント)

 ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が20日(日本時間21日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で、信じられないような“凡ミス”を犯した。先発したアレク・マノア投手が“強制降板”となる事態に、ファンからも非難の声が上がっている。

 2-2の6回だった。フレイジャーを空振り三振に仕留めて2死一、二塁となったところで、シュナイダー監督がマウンドに行った。声を掛けて激励しているように見えるが、実はこれはこのイニングで2度目のマウンド。輪が解けたところで球審から指摘されると、マノアはベンチに向かって歩き出した。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」が「シュナイダー監督は2回目のマウンド訪問と気が付かなかったため、ブルージェイズはマノアの降板を強制させられた」として映像を公開。ベンチに戻るマノアは下を向いて帽子を押さえた後、呆れたように笑みを浮かべている。

 初歩的すぎるミスに、ファンは「やってしまった!!」「見たことのない光景だ」「(コーチも指摘しなかったので)二重に失敗を犯してしまった」「おかしな状況」「クレイジーなのは、この継投がうまくいって、チームがこの後にリードを奪ったことだ」と厳しい意見が。この回は無失点で切り抜けたが、チームは延長10回の末に敗れて3連敗となった。

【実際の映像】“強制降板”の右腕は呆れたように笑う…監督が犯したまさかの凡ミス

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