大谷翔平の力投を“相棒”称賛「いい投球だった」 配球ガラリ「ゲームプランの一部」

ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

6勝目ならずも、6回9奪三振1失点の好投

■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場。6回2安打1失点、9個の三振を奪う好投を見せた。勝ち負けこそつかなかったが、スイーパーを減らすなど新たな投球スタイルで、5登板ぶりに被本塁打はゼロ。バッテリーを組んだチャド・ウォラック捕手は「今日はいい投球だったね」と振り返った。

 前回登板まではスイーパーの割合が投球の4割前後を占めていたが、この日は計99球のうち、スイーパーが27球、最速99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシームが25球、カットボールも19球投じて3つの三振を奪うなど、投球スタイルに変化があった。ウォラックは「ゲームプランの一部だ。今日はいい投球だった」と語った。

 直近4試合では計25イニングで17失点と打たれる場面も多かったが「高めに浮いた何球かを捉えられていた。たまに起きることだ」と分析。前回登板との変化については「制球がよかったけど、彼はいつもいい」と語った。

 大谷に勝ち星は付かなかったが、粘りのピッチングで終盤の得点を引き寄せた。「大谷が登板する際、何か特別なことが起きるという予感はあるか?」と問われたウォラックは「ああ。彼がフィールドにいるときはいつもそう感じている。彼はそれくらいいい選手なんだ」と頷いた。

(Full-Count編集部)

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