藤浪晋太郎は回を跨ぐと「問題を抱える」 好投一転…“急変”に指揮官も困り顔

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

3者凡退のあとは…イニングまたぎ制球乱す

■マリナーズ 11ー2 アスレチックス(日本時間23日・シアトル)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は22日(日本時間23日)のマリナーズ戦にリリーフで登板し、2回を被安打2の3失点、4奪三振、2四死球という内容だった。試合後アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は「2イニング目に問題を抱えているようだ」と、藤浪の課題を指摘した。

 藤浪は8点を追う7回に登板。この回は2三振を奪い3人で終えたが、イニングをまたいだ8回にひょう変。1死から制球を乱して四球、さらにフリオ・ロドリゲス外野手の背中付近に死球を与えるとスタンドからブーイングが飛ぶなど、騒然とした雰囲気となった。

 藤浪について指揮官は試合後「フジは、見たところ登板すると2回(イニング)目に問題を抱えているようだ。1回はいい仕事をして、2回は(1死から)フランスを歩かせて、ロドリゲスに死球を与えた。ケルニックには安打を許し、スアレスにはカウント3-2から真ん中よりの直球を打たれた」と口にし、いわゆる“イニングまたぎ”が課題であると指摘した。

(Full-Count編集部)

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