絶望の130敗ペース…アスレチックスの止まらぬ低迷に嘆き「哀れみ超えてる」

マリナーズ戦に敗れたアスレチックス【写真:Getty Images】
マリナーズ戦に敗れたアスレチックス【写真:Getty Images】

51試合を終えて10勝41敗、チーム防御率はメジャー最悪の6.95

 藤浪晋太郎投手の所属するアスレチックスは、24日(日本時間25日)のマリナーズ戦に敗れ、51試合を終えて10勝41敗で勝率はついに.200を切り.196となった。チーム防御率はメジャー最悪の6.95、チーム打率.225の惨状に、米メディアやファンからは悲観する声が上がっている。

 野球専門の米データサイト「ファングラフス」のダン・シンボースキー氏はこの日の試合前「アスレチックスの10勝40敗の面白いこととして、攻撃陣は“それほど”酷くないということだ。(MLB全体で)下から3番目だが、伝説になるほど悲惨ではない」と綴った。

 チーム打率はパドレスの.223に次ぎ、ガーディアンズと並ぶワースト2位。「一方で、投手陣はびっくりするほど酷い。リーグ制が発足してから(1969年以降)、ERA-が最低だ」と嘆いた。

 ワシントン州地元紙「シアトル・タイムズ」のボブ・コンドッダ記者は「10勝41敗になった。チーム数が現在に拡大して以降、最悪のチームと言われていた1962年のメッツでさえ51試合を戦って、14勝37敗だった」と低迷ぶりに驚きを隠せない。このままのペースならシーズン130敗だ。

 アスレチックス公式ツイッターが試合結果を伝えると、ファンからは「勝率.200以下とか哀れみを超えている」「現代野球の未知の領域に足を踏み入れた」「チームを売却せよ」「2割切ったか……」「ため息」「毎日流れてくるアスレチックスの負け報告が申し訳ないけど笑ってしまう」と厳しい意見が並んだ。

(Full-Count編集部)

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