昇格から1週間で“戦力外” 田中将大の元相棒が苦境…通算154発男の動向に注目

メッツからDFAとなったゲーリー・サンチェス【写真:ロイター】
メッツからDFAとなったゲーリー・サンチェス【写真:ロイター】

昇格から1週間で“戦力外” 田中将大の元相棒が苦境…通算154発男の動向に注目

 メッツのゲーリー・サンチェス捕手がメジャー契約から僅か7日で“戦力外”になったと米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えている。同サイトのダラッグ・マクドナルド記者は「トーマス・ニド捕手をIL(負傷者リスト)から復帰させ、サンチェス捕手をDFA(事実上の戦力外)にしたことを発表した」と報じた。

 通算154本塁打を誇る30歳のサンチェスはヤンキース時代の2019年に34本塁打を放つなど7年連続で2桁本塁打をマーク。田中将大投手(現楽天)とバッテリーを組んでいた過去もある。サンチェスは9日(日本時間10日)にメッツとマイナー契約を結び、19日(同20日)にメジャー契約。マイナー契約から17日、メジャー契約からは僅か7日での“戦力外”となった。

 マクドナルド記者は「3試合に出場して、7打席という短いサンプルで打率.167、出塁率.143、長打率.167の成績を残した」と成績を紹介し「ニドとオマー・ナルバエスが怪我からの復帰に向けて動いており、新人のフランシスコ・アルバレスも打率.256、出塁率.316、長打率.506という成績を残していることから(サンチェスは)長いことチームでプレーする可能性は低いと見られていた」と構想外の理由を説明している。

 契約の問題として、メッツはサンチェスを1週間以内にトレードをするか、ウェーバーを通過させる選択肢がある。日割り計算をすると(メッツと)1年150万ドル(約2億1000万円)で契約していたため、他のチームが獲得するとなるとシーズン終了まで110万ドル(約1億5400万円)の契約が残っている。サンチェスの動向に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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