一瞬で消えた大谷翔平の6勝目「オオタニの努力が…」 実況席嘆き「ガッカリ」

マーリンズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

降板直後に2番手・シルセスが逆転被弾

■エンゼルス ー マーリンズ(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・マーリンズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、6回6安打2失点と好投を見せた。勝ち投手の権利を持って降板も、7回に救援投手が打たれて6勝目は消滅。これには実況席も、「信じられないほどガッカリですね」と落胆の色を隠せなかった。

 大谷は先制を許しながらも6回2失点と粘り、毎回10三振を奪って奪三振数ではア・リーグトップに浮上した。6回裏にはエンゼルスが逆転し、勝利投手の権利を手にした。しかし、喜びも束の間だった。2番手・シルセスが先頭のハンプソンに四球を与えると、1死三塁からソレアに5試合連発となる逆転2ランを浴びた。大谷の力投も実らず、シルセスはベンチでうなだれた。

 エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で実況を務めるパトリック・オニール氏は、「信じられないほどガッカリですね。特にオオタニの努力があったわけですからね。勝利投手の権利がありましたが、それもなくなりました。エンゼルスがまた追いかける立場になり、失望ですね」と淡々と口にした。

(Full-Count編集部)

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