佐々木朗希、6回9K2失点で4勝目 規定未達も奪三振数両リーグ1位浮上…最速164キロ

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:福谷佑介】
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:福谷佑介】

まだ6試合目ながら三振量産…両リーグ1位に浮上

■ロッテ 9ー5 ソフトバンク(28日・PayPayドーム)

 ロッテの佐々木朗希投手が28日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦に先発。6回を投げて82球、被安打3、1四球9奪三振の好投で今季4勝目を挙げた。最速は164キロを記録した。首位を走るチームは9-5で快勝し、この2連戦を1勝1敗とした。

 5月5日の同戦(ZOZOマリン)以来の登板となった。3回までは6三振を奪うパーフェクト投球を披露。3回2死から甲斐に対しては、164キロの直球で見逃し三振を奪った。

 4回は、先頭の中村晃が放った二遊間への打球を遊撃・藤岡が捌けず内野安打となると、続く牧原大に高めのフォークを捉えられ、右中間を大きく割る適時三塁打を許した。続く近藤は左犠飛で、この回2点を失った。その後は快投を続け、6-2とリードした展開で降板となった。

 チームは初回、この日が誕生日の中村奨吾内野手の2ランで先制し、2回にも中村奨の適時打で追加点を挙げた。7回にはグレゴリー・ポランコ外野手が5号3ランを放ち、佐々木朗を援護。この日復帰した山口航輝外野手も初回に中前打を放った。

 これで佐々木朗の奪三振数は59となり、規定投球回未達ながら種市篤暉投手の58を1つ上回って両リーグトップに浮上した。試合前の時点で0.84だった防御率は、1.18となった。

(Full-Count編集部)

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