ヤクルト、中日など4球団が“選出ゼロ” 阪神勢が独占状態…球宴中間発表

DeNA・宮崎敏郎、ヤクルト・村上宗隆、中日のライデル・マルティネス(左から)【写真:矢口亨、小林靖】
DeNA・宮崎敏郎、ヤクルト・村上宗隆、中日のライデル・マルティネス(左から)【写真:矢口亨、小林靖】

中間発表開始から1週間が経過…セは阪神がほぼ独占

 日本野球機構(NPB)は29日、「マイナビオールスターゲーム2023」ファン投票結果の中間発表を更新。22日の中間発表開始からちょうど1週間が経過したが、投票状況はどのようになっているのか見ていきたい。

 セ・リーグ首位を走る阪神は、22日の時点では、5部門がトップだったが、2位だった村上頌樹や、佐藤輝明、湯浅京己らが票を集め、29日までに各部門で1位に浮上。外野手部門1位の近本光司をはじめ、同3位のシェルドン・ノイジーらを含めると、計9選手が選出圏内だ。

 セ・リーグ2位のDeNAは、発表開始時点で宮崎敏郎が三塁手部門で1位、佐野恵太が外野手部門で3位と選出圏内だったが、共に順位を下げて選出圏内ゼロとなった。

 他にはセ・リーグ下位に位置するヤクルトと中日の選手が、発表開始以降、依然出場圏内ゼロとなっている。昨年3冠王に輝いた村上宗隆は、三塁手部門で4位の6万2970票(29日時点)となっており、1位の佐藤輝に倍の差を付けられている。第1戦が開催されるバンテリンドームを本拠地とする中日の選手も、各部門で下位となっている。

 パ・リーグでは唯一、楽天の選手が選出圏内にいない。接戦の抑え部門では、松井裕樹が23日の発表で一時1位に浮上したが、その後ロベルト・オスナに抜かれ、現在約2000票差で2位につけている。

(Full-Count編集部)

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