オリ27歳は“交流戦男”、復活した鉄腕やドクターK…データでみるパの注目選手

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:球団提供】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:球団提供】

30日から交流戦がスタート

 開幕から2か月が経ち、30日からは「日本生命セ・パ交流戦2023」がスタートする。近年の交流戦ではセ・リーグに勝ち越しを許しているパ・リーグだが、今年はどんな戦いぶりをみせるのか。今回はここまでの成績や過去の交流戦の成績などを踏まえ、注目選手を紹介する(数字はすべて5月23日終了時点)。

 オリックスで注目したいのは中川圭太内野手だ。2019年にはルーキーながら打率.386をマークして交流戦首位打者に輝き、昨季も打率.339を残すなど、交流戦を得意としている。追い込まれてからの打率が.256と高く、持ち前のバットコントロールを生かしたバッティングで打線を支えている。

 2020年に受けたトミー・ジョン手術を乗り越え、今季から本格的に1軍マウンドへ戻ってきたロッテの種市篤暉投手は、ここまで防御率1.51と抜群の成績を残している。4年ぶりに臨む交流戦でも、自慢の決め球で三振の山を築いてくれるだろう。

 ソフトバンクが2015年から17年にかけて交流戦3連覇した際、2度交流戦MVPに輝いているのが柳田悠岐外野手だ。15年には4割を超えるハイアベレージ、17年には12球団トップの23打点をマークするなど、チームをけん引した。昨季は成績が振るわなかったが、今季はここまで好調をキープしているだけに、MVP級の活躍を期待したい。

 昨季自己最少の24登板にとどまった日本ハムの宮西尚生投手は、今季はスライダーのキレが復活。奪空振り率は大きく向上しており、投球割合の増加からも自信の表れがみて取れる。交流戦の登板数は歴代3位と、セ・リーグとの対戦経験も十分の鉄腕が、伝家の宝刀でセの強打者たちを切って取る。

 楽天の伊藤裕季也内野手は、今季は5月に入ってから中軸を任される試合が増えるなど、チーム内で存在感を高めている。今季見られるバッティングの大きな変化として、ボール球の見極めが挙げられる。昨季まではボールゾーンスイング率54.9%と粗さが目立ったが、今季は同25.8%と大幅に改善している。ここまでのシーズン打率は.234と、まだまだ好成績に結びついているとはいえないが、古巣・DeNAとの対戦が待つ交流戦で、成長ぶりを見せつけたいところだ。

(「パ・リーグ インサイト」データスタジアム編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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