大谷翔平、特大13号も空砲に　4打数1安打で打率.263…エ軍投壊で連勝ならず

4回の第2打席で133メートル特大弾…米通算140号は敵地の今季最長弾

■Wソックス 7ー3 エンゼルス（日本時間31日・シカゴ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、4回の第2打席で5試合ぶりとなる中越え13号ソロを放つなど、4打数1安打1本塁打1打点だった。打率は.263。チームは逆転負けを喫した。

　前日に受けた死球の不安を一掃する豪快なアーチだった。初回の第1打席は中飛に倒れたが、同点の4回先頭で迎えた第2打席で好相性の右腕・ジオリトの高めの94.2マイル（約151.6キロ）フォーシーム捉えた。打球速度110.2マイル（約177.3キロ）、飛距離435フィート（約132.6メートル）の特大13号ソロで米通算140号に到達した。ギャランティード・レイト・フィールドでは今季最長弾。ホワイトソックス相手に通算10本目で、ア・リーグ西地区以外のチームでは最多だ。

　しかし、その裏にチームは先発・アンダーソンが捕まり、一挙5点を失った。大谷も5回の第3打席は右飛、8回の第4打席は空振り三振に倒れた。4打数1安打1本塁打1打点で打率.263。チームも連勝とはならず、貯金は再び「2」になった。

　試合前にはフィル・ネビン監督が大谷の休養についても言及。「今、考えているところだ。彼は私に（状態について）正直に話してくれる。今夜プレーするし、私の想定では明日もプレーする」と、ホワイトソックスの3連戦には出場し続けると見通していた。現在25試合連続スタメン中。疲れ知らずの一発を見せた。

（Full-Count編集部）