千賀滉大、4試合ぶり5勝目 自己最長の7回無失点、被安打は1本…無四球9Kの完璧投球

フィリーズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に先発したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】

7回は今季最長、味方もスーパープレーで盛り立てる

■メッツ 2ー0 フィリーズ(日本時間31日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手が30日(日本時間31日)、本拠地でのフィリーズ戦に今季10度目の先発登板。自己最長の7回を投げ被安打1、9三振を奪い、無四球無失点の好投で、4試合ぶりとなる今季5勝目(3敗)を挙げた。

 初回、2回を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。3回には1死からクレメンスに安打を許すも、後続を打ち取り無失点。以降は被安打を許さず四死球もゼロの快投を披露した。

 4回には1死からカステヤノスの大飛球に対し、中堅手・ニモがフェンス際でジャンピングキャッチ。スーパープレーにマウンドの千賀も驚きの表情で頭を抱えた。7回は2者連続三振で締め、ベンチに戻る際はファンから大きな拍手が送られた。最速は98.5マイル(約158.5キロ)だった。

 千賀は試合前の時点で9試合に先発し4勝3敗、防御率3.94。前回登板となった24日(同25日)の敵地・カブス戦では5回3失点で3敗目を喫していた。

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