「音が聞こえない…」 千賀滉大が7回9K無失点で5勝目、後押しした本拠地の大声援

フィリーズ戦に登板したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に登板したメッツ・千賀滉大【写真:Getty Images】

千賀は本拠地のシティ・フィールドで3勝1敗、防御率1.20

■メッツ 2ー0 フィリーズ(日本時間31日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手が30日(日本時間31日)の本拠地フィリーズ戦に先発し、7回100球を投げて1安打9奪三振無四球無失点で今季5勝目(3敗)をあげた。本拠地のシティ・フィールドでは5登板で3勝と相性の良さを誇り、「ピッチコムの音が聞こえない」ほどのファンの声援に感謝した。

 速球と「お化けフォーク」を武器にフィリーズ打線を圧倒した。打たれた安打は僅かに1本。右腕は、最速98.5マイル(約158.5キロ)を計測した速球が“勝因”と振り返った。「質のいい真っ直ぐをほうれて、ストライク先行できたのが良かった。インコースにいい制球ができたので、フォークが生きたと思います」。

 シティ・フィールドで受けるファンの熱い声援が活力になる。本拠地では5登板で3勝1敗、防御率1.20と無類の強さを誇る。「そんなに(他球場と)差があるわけではないです。投げにくい球場は特にないんですが……」としつつ、次のように語る。

「熱いファンがたくさんいるというのが一番の答え。ピッチコムの音が何も聞こえないくらいの声援は初めて。やられたくない気持ちが強いです」

 5月5日(同6日)のロッキーズ戦以来、4試合ぶりの白星。「まだ探り探りの部分ありますが、こうした投球の数を増やしていきたい」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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