スローで見ても“急落”「そりゃ振っちゃう」 縫い目が見える魔球は「こんなの打てない」

フィリーズ戦に登板したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
フィリーズ戦に登板したメッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

お化けフォークも冴え、自己最長の7回1安打投球

■メッツ 2ー0 フィリーズ(日本時間31日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手が30日(日本時間31日)の本拠地・フィリーズ戦に先発し、7回100球を投げて1安打9奪三振、無四球無失点で今季5勝目を挙げた。得意のお化けフォークがこの日も炸裂。相手打線を手玉に取った“魔球”に、米国のファンも「こんなの打てない」「魔術師だ」と驚愕している。

 この日は9個の三振のうち6個をフォークで奪った。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏は、2回にリアルミュートを三振に仕留めた一球を「消えるゴーストフォーク」とスロー映像とともに注目した。

 フォークは回転数が直球に比べて低いため、スローで見るとボールが回転する様子が見て取れる。ファンは「突然落ちてるのエグいな」「そりゃ振っちゃうよ」「こう見るとすげえな」「本当にストンって落ちてる」「スローで見てても急に落ちている」と注目していた。

(Full-Count編集部)

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