「3スイングで6点失った」 大谷翔平から140m特大被弾…8失点KOの右腕は愕然

15号2ランを放ち勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
15号2ランを放ち勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

先発したリンは4回8失点で6敗目

■エンゼルス 12ー5 Wソックス(日本時間1日・シカゴ)

 ホワイトソックスのランス・リン投手は、31日(日本時間6月1日)の本拠地・エンゼルス戦に先発し、4回8失点で今季6敗目を喫した。大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手に計3発の本塁打を浴び、試合後には「彼ら2人には打たせてはいけない」と無念を口にした。

 初回、先頭のモニアックに安打で出塁を許すと、続くトラウトには右翼席へ飛距離461フィート(約140.5メートル)の特大2ランを打たれて出鼻をくじかれた。試合前の時点で対戦打率.444と苦手としていた大谷は、初回は中飛に打ち取ったものの、3回と4回に2打席連発を許した。2本目は右翼席に飛距離459フィート(約139.9メートル)の特大弾で、マウンド上でうなだれるしかなかった。

 地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のホワイトソックス番ダリル・バン・ショーエン記者は、試合後のリンのコメントを伝えた。キャップを深くかぶり下を向くリンは「3スイング(トラウト1発、大谷2発)で6点失った。彼ら2人には打たせてはいけない。もっといい投球をしないといけない。アウトを取らないといけないね」と唇を噛み締めた。

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