エ軍170キロ右腕が衝撃投球 全球163キロ超え…元MVPはかすりもせず「クレイジーだ」

エンゼルスのベン・ジョイス【写真:Getty Images】
エンゼルスのベン・ジョイス【写真:Getty Images】

この日投じた11球は全て101.1マイル(約162.7キロ)以上の直球

■アストロズ 5ー2 エンゼルス(日本時間2日・ヒューストン)

 期待の超剛腕が相手打線を圧倒した。エンゼルスのベン・ジョイス投手が1日(日本時間2日)、敵地・アストロズ戦の7回に3番手として登板。打者4人に対して被安打1、2奪三振無失点に抑えた。投じた11球は全て101.1マイル(約162.7キロ)以上の直球で、強打者たちを抑え込んだ。

 7回にメジャー2試合目のマウンドに上がったジョイスは、先頭のディアスを102.1マイル(約164.3キロ)の直球で中飛に打ち取ると、続くアルトゥーベに対しては3球で空振り三振を奪った。外角高めへの101.3マイル(約163キロ)に、元MVPのバットも振り遅れた。ペーニャには遊撃内野安打を許すも、続くアルバレスに対しても直球を続け、三振を奪った。

 最速105.5マイル(約169.8キロ)を誇り、大学時代から注目を集めてきたジョイスは、5月29日(同30日)に敵地・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。この試合でも全12球のうち11球が直球で、全て100マイルを超えるスピードだった。

 2試合で計22球の直球を投じ、100マイル以下(160.9キロ)はいまだ0球。評判通りの剛腕を披露している。制球力が懸念点の1つも、2イニングではあるが四球ゼロと大崩れしていない。ネット上でも「これはすごい」「彼はMLBの次の偉大なクローザーになるだろう」「この投手には注目せよ」「ベン・ジョイスが熱い」「彼はクレイジーだ」「これは見るのが楽しい」と剛速球を投げ込む姿が話題となっている。

【実際の動画】全球163キロ超えで“ゴリ押し” 相手を圧倒…最速170キロ右腕の衝撃投球

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY