大谷翔平の“元相棒”に「一体何が起きている?」 472億円男に肩並べた衝撃の快記録

マーリンズ時代のホセ・イグレシアス【写真:Getty Images】
マーリンズ時代のホセ・イグレシアス【写真:Getty Images】

今季はマイナーを転々も…パドレスと再契約したホセ・イグレシアス

 大谷翔平投手の“元相棒”が打棒を爆発させた。パドレス傘下3Aエルパソに所属するホセ・イグレシアス内野手は、5月31日(日本時間6月1日)に行われたアスレチックス傘下ラスベガス戦に「2番・二塁」で出場し、3本塁打を含む7打数5安打8打点をマーク。2021年のエンゼルス時代、本塁打を放った大谷をいち早くベンチで迎えていたムードメーカーが、マイナーで存在感を際立たせている。

 この試合、イグレシアスは初回に先制ソロを放つと、4回には2ラン、8回には低い弾道で左翼席に飛び込む2ランと3発の花火を打ち上げた。1試合3本塁打8打点は、今年4月にフェルナンド・タティスJr.外野手がマークして以来、チーム2人目の記録。2021年に14年総額3億4000万ドル(約472億2000万円)の超大型契約を結んだスター選手に肩を並べる快記録だった。

 試合もエルパソが20-5で大勝。球団公式ツイッターが「なんという夜だ」と驚きを持って紹介すると、ファンからは「僕にとってはGoat(史上最高)」「(2013~2018年まで在籍した)タイガースのレジェンド」「彼を早くメジャーに呼んで」「一体何が起きているんだ!?」などと称賛の声が上がった。

 イグレシアスは昨季、ロッキーズで遊撃手として118試合に出場。そのオフにFAとなりマーリンズとマイナー契約をしたが、4月にFAとなりパドレスとマイナー契約を結んだ。5月にオプトアウト(契約破棄)権を行使し再びFAとなったことが報じられていたが、わずか数日でパドレスと新たなマイナー契約を結んだことが30日(同31日)に発表されていた。今季ここまで3Aで24試合に出場し、4本塁打23打点、打率.317。メジャー昇格への期待が高まっている。

(Full-Count編集部)

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