元中日助っ人に相次ぐ“苦難” 復帰から3週間でまた故障…剛速球も影を潜める

レッドソックスのジョエリー・ロドリゲス【写真:ロイター】
レッドソックスのジョエリー・ロドリゲス【写真:ロイター】

左腕ロドリゲスが今季2度目のIL入り

 2018年から中日で2年間プレーし、現在はレッドソックスに所属するジョエリー・ロドリゲスは、4日(日本時間5日)に左肩の炎症で15日間の負傷者(IL)リストに入った。

 IL入りは今季2度目で、5月15日(同16日)に右脇腹痛から復帰。17日(同18日)には本拠地マリナーズ戦で今季初登板。その後4試合に登板し、5試合で計4イニングを投げて被安打7、6四球、被本塁打2、5奪三振9失点(自責8)で防御率は18.00だった。直近で最後の登板となった30日(同31日)のレッズ戦では2/3イニングを投げて被安打2、3四球、5失点と散々だった。

 中日時代には最速159キロをマークするなど、2018年に26試合に登板して防御率2.30を記録。翌2019年には64試合で防御率1.64と中継ぎとしてフル回転。41ホールドを挙げて最優秀中継ぎ投手にも輝いた。その後メジャーに復帰し、今季は1年契約でレッドソックスに所属している。

 MLBの公式データサイト「Baseball Savant」によると、ロドリゲスの投球の大半を占める高速シンカーの球速は、2020年に94.9マイル(約152.7キロ)も、年々下降。今季は90.8マイル(約146.1キロ)と剛腕が影を潜めている。

(Full-Count編集部)

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