2.8億円捨てても放出したい? 極度の不振…大谷翔平の同僚左腕に迫る“危機”

エンゼルスのアーロン・ループ【写真:ロイター】
エンゼルスのアーロン・ループ【写真:ロイター】

2年契約2年目に防御率6.75と不振に陥るエンゼルスのアーロン・ループ

 大金を支払ってでも、「出て行ってほしい」ということになるのだろうか……。2年契約の2年目を迎えているエンゼルスの救援左腕アーロン・ループ投手について、球団が今オフに契約を更新せずバイアウトで退団になるだろうという見立てを、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。ループは今季16試合に登板し、防御率6.75と極度の不振に陥っている。

 同サイトは6日(日本時間5日)、ア・リーグ西地区チームの選手契約について、シーズン後の球団オプション(クラブオプション)に関する展望記事を発信。その中で、35歳の左腕について言及した。

 契約1年目の昨季について「エンゼルスはおそらく58回2/3イニングで防御率3.84という成績よりも良いものを期待していただろうが、十分に効果的だった」と及第点。ただ、2年目の今季は13回1/3を投げて12失点(自責点10)と中継ぎ陣の柱としての仕事ができていないことから、「ロサンゼルス(エンゼルス)はバイアウトを行う可能性が高いように見える」と、球団側が200万ドル(約2億8000万円)を支払ってでも放出するのが有力だと見立てた。

 ループは、メッツ時代の2021年に65試合に登板し6勝0敗17ホールド、防御率0.95の好成績を挙げ、FAとなった同オフにエンゼルスと2年総額1700万ドル(約20億円)で契約。3年目の2024年については、750万ドル(約10億円)での契約更新かバイアウトか球団側に選択権があった。現状では戦力整備の観点からも退団で致し方なしだが、崖っぷちから抜け出すことはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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