大谷翔平、5試合連続安打で4連勝貢献 誠也は復調兆しの6月初マルチ安打

試合前に談笑するエンゼルス・大谷翔平(左)とカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
試合前に談笑するエンゼルス・大谷翔平(左)とカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

大谷は5打数1安打で打率.274

■エンゼルス 3ー1 カブス(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地カブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5試合連続安打となる中前打を放つなど、5打数1安打だった。また、カブスの鈴木誠也外野手は2安打を放ち、6月初マルチを記録。試合はエンゼルスが勝利し、4連勝を飾った。

 大谷は初回無死二塁の第1打席は空振り三振に倒れたが、2-1の2回2死一塁の第2打席でナックルカーブを捉え、打球速度92.2マイル(約148.4キロ)の中前打。4回1死一、二塁の第3打席は三飛、6回2死二塁の第4打席は二ゴロ、8回2死一塁の第5打席は空振り三振だった。5打数1安打で打率.274、OPS.895となった。

 対する鈴木は試合前の時点で6月打率.043(23打数1安打)と苦しんでいたが、この日は快音が響いた。4回無死の第2打席で右中間へ二塁打を放ち、6回1死一塁の第3打席も中前打を放った。9回先頭で迎えた第4打席は見逃し三振だった。4打数2安打で打率は.266。

 試合はエンゼルスが1点を追う2回に今季初スタメンのジョー・アデル外野手が左翼席へ特大1号同点ソロ。さらにテイラー・ウォード外野手の犠飛などで勝ち越しに成功した。投げてはリード・デトマーズ投手が6回途中1失点の好投を見せ今季11試合目にして初勝利を挙げた。エンゼルスはこれで4連勝、対するカブスは4連敗となった。

(Full-Count編集部)

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