大谷翔平、豪快17号含む3安打2打点の大暴れ サイクル&6勝目ならずも5連勝貢献

17号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
17号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

三塁打を残し迎えた第4打席は一ゴロに倒れ、4打数3安打2打点で打率.282

■エンゼルス 5ー4 マリナーズ(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、投げては5回3安打3失点、5四死球6奪三振で6勝目とはならなかった。打席では第2打席で3試合ぶりの17号2ラン。サイクル安打に今季4度目の王手をかけるなど、3安打1本塁打2打点の大活躍でチームの5連勝に貢献した。

 大谷は、初回2死一塁で4番・ケルニックにスイーパーを打たれ、先制2ランを浴びた。4回にはロドリゲスから4個目の三振を奪い、シーズン100奪三振に到達した。その裏、味方が勝ち越しに成功したが、5回に1死から2四死球でピンチを作り、フランスの中前適時打で同点を許した。6回から2番手・ジョイスにマウンドを譲った。

 打席では、初回の第1打席で相手右腕・カスティーヨから三塁へのボテボテ内野安打を放つと、2点を追う3回2死一塁の第2打席では、3試合ぶりとなる中越え同点2ラン。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離440フィート(約134.1メートル)の豪快弾だった。17本塁打はアストロズのアルバレスに並びア・リーグ2位タイで、19本塁打で1位につけるヤンキースのジャッジと2本差になった。

 さらに同点の5回2死一塁では、左翼への二塁打。三塁打を残しサイクル安打へ王手をかけたが、7回1死二塁の第4打席は一ゴロに倒れた。大谷は2019年6月13日(同14日)の敵地・レイズ戦で自身初、メジャー日本選手初のサイクル安打を達成している。王手をかけたのは今季4度目だったが、またも達成とはならなかった。

 チームは同点の6回2死二塁でモニアックが右中間に2ランを放ち勝ち越しに成功。これで5連勝となり、貯金は「5」になった。

(Full-Count編集部)

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