村上宗隆を圧倒した衝撃の“配球術” 3打席3三振…西武の剛腕が仕掛けた頭脳戦

ヤクルト戦に先発した西武・平良海馬【写真:小林靖】
ヤクルト戦に先発した西武・平良海馬【写真:小林靖】

西武・平良は燕相手に7回12K3失点も今季2敗目

■ヤクルト 3ー2 西武(11日・ベルーナドーム)

 西武の平良海馬投手は11日、本拠地ベルーナドームでヤクルト戦に先発し7回3失点(自責点2)に抑えるも2-3で敗れた。平良自身、プロ6年目で交流戦初失点、初黒星を喫し、今季2敗目(4勝)となったが、村上宗隆内野手を3打席3三振に仕留め、破格の凄みを見せつけた。

 7回までに112球を要し7安打を浴びたが、無四死球で12奪三振。「ヒットは打たれましたが、鋭い当たりは多くなかったので、あまり気にしませんでした」と振り返る。2回1死から、川端慎吾内野手に遊撃への内野安打を許し、2死後には中村悠平捕手が外角のスライダーを引っ掛けた打球が三塁線に飛び、デビッド・マキノン内野手が弾く間に二塁打となる不運。こうして背負った2死二、三塁のピンチで、ホセ・オスナ内野手を真ん中高めの速球で押し込んだように見えたが、力で右前へ運ばれ2点を先行された。

 平良は昨年まで、交流戦には全てリリーフで通算17試合に登板し、0勝0敗8ホールド5セーブ、計17イニング無失点に封じていた。先発に転向した今季も、4日のDeNA戦で7回を無失点に抑えていたが、通算26イニング目でついに失点。さらに5回には、一塁手の渡部健人のタイムリーエラー(三塁への悪送球)で1点追加された。

 見せ場は、村上との3度の対決だった。2回先頭での第1打席は、高めに外れる117キロのカーブから入り、2球目は真ん中の149キロ速球で空振り。3球目に外角高めのスプリットで見送りストライクを取って追い込むと、カウント2-2からの6球目に、インハイの143キロのカットボールを振らせて三振を奪った。

村上との全3打席は、初球とウイニングショットが違う球種

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