大谷翔平、6月MVPの再現も 止まらぬバット…“.381”が示すお祭り状態「無双してる」

マリナーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
マリナーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

今季は月間MVPに輝いた2021年とほぼ同じペースで本塁打を量産している

■エンゼルス 9ー4 マリナーズ(日本時間12日・アナハイム)

 6月に入り、エンゼルスの大谷翔平投手のバットが止まらなくなっている。11日(日本時間12日)に本拠地で行われたマリナーズ戦では5打数3安打。今季最長となる8試合連続安打を記録し、打率は.287となった。5月31日(同6月1日)の試合後には.269だったが、わずか10日ほどで急上昇。「3割復帰目前か……凄い」との声が上がっている。

 この日は、3回先頭の第2打席で外角低めのスプリットをうまく拾い、二塁手の頭を越える右前打。さらに4回無死一、二塁の第3打席でも初球を右前に運んだ。8回無死一塁の第5打席では、再び右前打。6月は42打数16安打、4本塁打8打点で打率.381の好成績を残している。本塁打はリーグ単独2位の18本。1位につけるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と1本差としている。

 6月の大谷といえば月間MVPに輝いた2021年のイメージが強いだろう。この年は最終的には打率.257、46本塁打をマークしたが、今年もほぼ同じペースで量産している。18号の到達日で見ると、今年は64試合目の10日(同11日)、2021年は62試合目の15日(同16日)だった。ここからさらに加速すれば、月間MVPの再現も十分に狙える状況だ。

 連日の大谷祭りにファンも大興奮だ。「すごーい! 今日はライト前ヒット祭り」「今日も元気なオオタニサン」「いいぞ! 打率もアップ」「打谷無双してる」「打撃絶好調ですね」「角度はついてないけどいい感じに打ててるから明日から期待!」との声が、SNS上で寄せられている。大谷とともにエンゼルスも貯金「5」と上向きになっており、今後も目が離せない。

(Full-Count編集部)

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