“24億円男”がはまった泥沼…ついに開幕11連敗　ファンも衝撃「何が起きているんだ」

ロイヤルズのライルズは2回に5失点…立ち直るも開幕から11連敗

■レッズ5－4ロイヤルズ（日本時間14日・カンザスシティ）

　ロイヤルズの右腕、ジョーダン・ライルズ投手が泥沼から抜け出せない。13日（日本時間14日）の本拠地でのレッズ戦に先発も、6回を5失点で今季白星なしの11連敗。「何が起きているんだ」「気の毒に思う」とファンから同情の声が上がっている。

　魔の2回だった。味方が1点先制した直後、3安打3四球と乱れて一挙5失点。これが重くのしかかって11連敗を喫した。3回から6回までの4イニングは無安打無四球無失点。1人の走者も許さない投球を見せただけに余計、悔しさが募る。

　ロイヤルズ放送局「バリースポーツ・カンザスシティ」は公式ツイッターにライルズの試合後インタビュー動画を投稿。右腕は立ち直ったことに光明を見出しながらも「1回裏に味方が先制したあと、厳しい場面だった。だがチームが反撃した。その後、数イニングほど投げられたことを誇りに思う。数イニング無失点、数イニング短い時間で片付けられた。だが、ああ、2回に打者を一巡させてしまっては、だめだ」などと力なく語っている。

　2011年からメジャーで投げ、通算66勝。2021年にはレンジャーズで10勝をあげ、昨年はオリオールズで自己最多タイの12勝を記録した。オフにFAとなり、2年総額1700万ドル（約23億8000万円）でロイヤルズと契約。しかし、ここまでは14登板で11敗、防御率は両リーグ通じてワーストの6.89と考えられないような数字が並ぶ。

　SNSには「ライルズ今日も炎上している」「ライルズが投げる限り勝てない」「なんてことだ」とファンも愕然とするしかなかった。ここから巻き返すことはできるか。32歳右腕の今後の投球が注目される。

（Full-Count編集部）