カープ黄金期のエース・北別府学さんが死去 通算213勝…沢村賞2回獲得

広島は北別府学氏が逝去したことを発表した
広島は北別府学氏が逝去したことを発表した

“精密機械”と呼ばれたコントロールを武器に1986年には最多勝&MVP

 広島で通算213勝を挙げた北別府学さんが、16日に65歳で亡くなったことが球団から発表された。

 北別府さんは1975年ドラフト1位で広島に入団。1982年に20勝、1986年には18勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得する活躍でリーグ優勝に貢献し、MVPにも選ばれた。沢村賞にも2回選出され、1992年には球団史上初の200勝も達成。通算213勝を記録し、名球会入りも果たした。

 1994年限りで現役引退後は、解説者、広島コーチを務め、2012年に野球殿堂入り。2020年1月に白血病と診断され、闘病生活を送っていた。北別府さんの死去に伴い、16日に本拠地で開催される西武戦では半旗を掲げ、広島の監督、コーチ、選手は喪章を着用してプレーすることも発表された。

(Full-Count編集部)

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