交流戦で毎年安打…強打の左腕を「野手は見習うべき」 名球会打者がうなる“打撃の基本”

揺さぶられても体が開かない「打撃の基本を体現している」

 通算2038安打を誇る名球会入り打者も思わずうなった。先制適時打を放った第1打席は初球の内角145キロをフルスイング。続く2球目、外角へのボール気味のスライダーに右手1本で合わせ、鮮やかな中前適時打とした。

「本来なら、当てるだけでも精一杯のボールだが空振りをしない。直球で内角を突かれ、次は厳しい外角への変化球。それを体が開くことなく打ち返した。2本目の左前打もそうだが、打撃に力はいらないという基本を体現している。まして、普段は打撃練習をしないパ・リーグの投手。今日の山崎の打撃を見習うべき打者は多い」

 打撃だけでなく、本職の投手としても完璧な内容だった。今季最多の112球を投げ、交流戦は3戦3勝で早くも昨季に並ぶ5勝目をマーク。「今年は真っすぐのスピード、キレが増している。元々、制球力の良い投手だが球の力があるだけに変化球も生きる。投手の基本ができているから結果にもつながっている。昨季の日本シリーズなど徐々に経験を積み自信をつけたのではないでしょうか」と新井氏。

 チームは連勝で交流戦5割以上を確定。この日はソフトバンクが敗れ2位に浮上、パの首位ロッテへ0.5差に迫った。17日は売り出し中の若き右腕・山下が先発。交流戦最後のカードで勝ち越しを決め、リーグ再開へ弾みを付けたい。

【実際の映像】野手“顔負け”の打撃にベンチも歓喜 山崎福也が一塁ベース上でニコニコ大喜び

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