吉田正尚、メジャー初の1試合4安打 打率.297→.309まで急上昇でリーグ3位に

「5番・左翼」で先発したレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
「5番・左翼」で先発したレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

メジャー初の1試合4安打にファン歓喜

■Rソックス 15ー5 ヤンキース(日本時間17日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が16日(日本時間17日)、本拠地でのヤンキース戦に「5番・左翼」でスタメン出場し、メジャーで初めての1試合4安打を記録。15-5での快勝に大きく貢献した。試合前時点で.297だった打率も.309にまで急上昇。止まらぬ快音に本拠地は熱狂に包まれた。

 拍手喝采のスタジアムでも、冷静な表情を崩さなかった。1点を追う初回2死一、二塁から左翼フェンス直撃の逆転適時二塁打を放った。あと数センチで本塁打となる打球に本拠地がどよめいたが、吉田は淡々と二塁ベースに到達。4日(同5日)レイズ戦以来、10試合ぶりの打点マークを、静かに喜んだ。

 3回無死二塁で迎えた第2打席では右前適時打を放つと、4回1死の第3打席は一塁への内野安打。全力疾走で一塁を駆け抜け“猛打賞”とすると、6回に先頭で迎えた第4打席でも左中間二塁打を放ち、自身初の1試合4安打を記録した。試合終了時点で打率.309はリーグ3位となった。

(Full-Count編集部)

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