33発&球宴選出から転落… 149発男が事実上の戦力外、6度目の打率1割台で失った輝き

ガーディアンズのマイク・ズニーノ【写真:ロイター】
ガーディアンズのマイク・ズニーノ【写真:ロイター】

ガーディアンズはズニーノをDFAとした

 ガーディアンズは16日(日本時間17日)、マイク・ズニーノ捕手をメジャー出場前提となる40人枠から外し、事実上の戦力外(DFA)とした。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「開幕戦で捕手を務めた選手の6月のDFAを、ガーディアンズは間違いなく思い描いていなかった」と報じた。

 ズニーノは、2021年に33本塁打を放つなど球宴に選出された。2022年は胸郭出口症候群の影響を受け、打率.148と低迷。12月に1年600万ドル(約8億5000万円)で契約したが「期待された復活は実現しなかった。ズニーノは攻撃面で極めて少ない貢献しかできなかった」として、今季打率.177、出塁率.271、長打率.306だったことを挙げた。

 元々三振の割合が高い選手だったが、今季の43.6%は例年と比べても高い。また守備面でも、ア・リーグで最多となるパスボール5つと苦戦していた。通算149発を誇るも、打率1割台は今季で6度目。輝きを失ってしまった。

(Full-Count編集部)

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