大谷翔平、米通算150号でHR&打点の2冠に 6月8本目…エ軍はまさかの6点差逆転負け

23号アーチを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
23号アーチを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

150本塁打は日本選手では松井秀喜(175本)に次いで2人目の快挙

■ロイヤルズ 10ー9 エンゼルス(日本時間18日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で2戦ぶり23号の中越えソロを放つなど4打数1安打1本塁打1四球2打点だった。日本選手では松井秀喜(175本)に次いで2人目となるメジャー通算150号に到達し、本塁打と打点で両リーグトップに立った。チームは9回にサヨナラ負けを喫し、連勝が「2」でストップした。

「打者・大谷」が止まらない。7回1死の第4打席で救援右腕クラークからバックスクリーンに飛び込む23号。打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の豪快弾で大谷は打った瞬間、柵越えを確信した。日本選手では松井秀喜(175本)に次いで2人目となるメジャー通算150号に到達。23号はメッツのピート・アロンソ内野手を抜きメジャー単独トップとなった。さらに56打点でレッドソックスのラファエル・デバース内野手に並びトップに立った。

 この日、初回無死一塁での第1打席は右直、3回2死の第2打席は二ゴロに倒れていた。5回1死一、三塁の第3打席は二ゴロで激走。併殺崩れの間に打点を挙げた。その後盗塁を企画したが、ペレスに刺されていた。今季最長を更新する14試合連続安打となった。9回1死三塁の第5打席は四球だった。6月は8本塁打、18打点と打棒炸裂。シーズントータルでは打率.300、OPS1.011となった。

 チームは先発のグリフィン・キャニング投手が6回3安打2失点の好投を見せ、7回まで8-2と大量リードしたが、救援陣が7回、8回にそれぞれ3点を失い同点に追いつかれた。再び1点をリードした9回にはデベンスキーが2点を失いサヨナラ負け。最大6点差を逆転され、貯金は「7」に減った。

(Full-Count編集部)

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