大谷翔平、月間MVPへライバルは? 6月の打率4割、OPSは独走も…侮れない怪物新人

オリオールズのガナー・ヘンダーソン、エンゼルス・大谷翔平、マリナーズのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】
オリオールズのガナー・ヘンダーソン、エンゼルス・大谷翔平、マリナーズのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】

6月は16試合で8本塁打18打点、打率.410、出塁率.513、長打率.934、OPS1.447

■ロイヤルズ 10ー9 エンゼルス(日本時間18日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が6月の月間MVP受賞に向け、もはや敵なし状態に突入している。17日(日本時間18日)に行われた敵地でのロイヤルズ戦で23号ソロを放ち、これで6月は8本目。ここまで16試合で8本塁打18打点、打率.410、出塁率.513、長打率.934、OPS1.447と他の選手たちを圧倒している。

 6月は得点、安打、本塁打、打点、四球、打率、出塁率、長打率、OPSの9部門でリーグトップの数字を残している。このままの調子を維持すれば月間MVPの最有力なのは間違いないが、ライバルになる可能性があるのはOPSで1を超えている2選手だろう。

 新人のガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)が12試合で4本塁打、打率.364、OPS1.118の好成績を残している。MLB公式サイトが開幕前に発表したプロスペクト・ランキングで全体1位につけた超有望株で、昇格からしばらく低迷していたものの、本領を発揮している。

 テオスカー・ヘルナンデス(マリナーズ)も13試合で3本塁打、打率.375、OPS1.111と好調を維持。2021年の球宴にも出場した強打者で、大谷とも試合の前に挨拶を交わすなど交流もある。打率ではジョシュ・ネイラー(ガーディアンズ)が、大谷に続く.385をマークしているが、ここ2試合では9打数無安打と調子を落としている。

(Full-Count編集部)

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