大谷翔平が2戦連発、24号逆転2ラン 今季最速弾でトップ独走…“有言実行”で53発ペース
24本塁打&58打点は両リーグトップ…トラウタニ弾は通算28度目
■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で右翼席へ2戦連発の24号逆転2ランを放った。2試合連発は15日(同16日)の敵地・レンジャーズ戦以来今季5度目となった。
衝撃のアーチショーだ。2打席凡退に倒れていたが、5回無死二塁の第3打席で通算224勝右腕グリンキーの69.7マイル(約112.2キロ)のカーブを一閃。打球速度は今季最速となる117.1マイル(約188.5キロ)の弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった。24号は両リーグトップ。6月9本目のアーチでシーズン53発ペースとした。
この時点で、24本塁打、58打点はともに両リーグ単独トップ。また、米通算400打点にも到達した。さらに続くトラウトも左翼席へ15号。アベックアーチは通算28度目。今季はこの日の試合前まで5戦5勝となっている。
前日17日(同18日)の同カードでは「2番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で2戦ぶり23号の中越えソロを放つなど4打数1安打1本塁打1四球2打点だった。日本選手では松井秀喜(175本)に次いで2人目となるメジャー通算150号に到達。試合後には球団を通じ「明日151号を打てるように頑張ります」とコメントしており、2戦連発で“有言実行”となった。