日本ハムと中日が交換トレード正式発表 宇佐見&齋藤綱、郡司&山本…齋藤綱は1年で2度の移籍
齋藤綱「非常に驚いています」、宇佐見「求められてのトレードだと思います」
日本ハムと中日で2対2の交換トレードが19日に成立し、両球団から正式発表された。中日から日本ハムに渡るのは郡司裕也捕手と山本拓実投手。日本ハムからは宇佐見真吾捕手、齋藤綱記投手が中日に移籍する。
日本ハムに加入する郡司は2019年ドラフト4位で中日に加入。今季は1試合出場のみだった。23歳の山本は身長167センチの右腕。昨季は30登板で4ホールド。今季は14登板で1敗、防御率5.54の成績を残している。
中日に加わる宇佐見は昨季81試合に出場、オフにはアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れにさんと結婚したことでも話題になった。今季はここまで9試合出場にとどまっていた。2015年ドラフト4位で巨人に入団した宇佐見にとってはNPB3球団目になる。
左腕の齋藤網は昨年オフにオリックスから移籍。今季は新天地で4試合に登板していたが、再び移籍となった。日本ハムから中日に移籍する2選手と、稲葉篤紀GMがコメントを発表している。
○齋藤網
「非常に驚いていますが、この移籍を前向きにとらえて、新天地で力を発揮できるよう頑張りたいと思います。短い期間でしたけど、監督、コーチ、選手やファイターズファンの皆様には温かく受け入れてもらい、感謝しています。ファイターズでいい活躍ができなかったのは心残りですが、ドラゴンズでは、チームの勝利に貢献するため、とにかくがむしゃらに腕を振っていきたいです。皆さんに引き続き応援していただけるよう精一杯頑張ります」
○宇佐見
「ファイターズは野球選手としてレベルアップさせてもらった球団で本当に感謝しています。求められてのトレードだと思いますし、ドラゴンズに行って結果を出すことがファイターズへの恩返しにもなると思うので、さらにレベルアップできるよう頑張りたいです。ジャイアンツから移籍して4年という短い間でしたが、ファイターズファンの応援は力になりました。感謝の気持ちしかありません。ドラゴンズに行っても皆さんに応援していただけるよう全力でプレーしたいと思います」
○稲葉GM
「山本投手はボールの速さが魅力で、昨シーズンは1軍で30試合に登板した経験もあるピッチャーです。まだ若いですし、伸びしろもあると思うので、これから大きく成長してくれることを期待しています。郡司選手はバッティングが非常に魅力ある選手。打てる捕手として、ファイターズの捕手陣を活性化してくれる存在になってくれると思います」
(Full-Count編集部)