吉田正尚、打率3割は「こっちにきても難しい」 痛烈三塁打でリーグ3位にも“慢心”なし

ヤンキース戦に出場したレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
ヤンキース戦に出場したレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

第1試合の第4打席…右中間を割る痛烈な三塁打を放った 

■Rソックス 6ー2 ヤンキース(日本時間19日・ボストン・ダブルヘッダー第1試合)

 レッドソックスは18日(日本時間19日)、本拠地でヤンキースとのダブルヘッダーを行い、吉田正尚外野手は第1試合に「5番・DH」で出場し4打数1安打。第4打席で今季2本目の三塁打を放った。第2試合は欠場した。打率はア・リーグ3位の.308。

 3点リードで迎えた7回の第4打席、先頭の吉田は左腕ニック・ラミレスが投じた外角高めスライダーを捉えた。右中間を破った打球はフェンスに当たって転々。この間に三塁を陥れた吉田は両腕を突き上げた。打球度102.3マイル(約165キロ)の痛烈な一打を「ちょっと高めに抜けた分、いい所に飛んでくれたと思います」と振り返った。

 リーグで打率3割以上の打者は8人。「(3割は)日本でも3割は難しくなってきましたし、こっちにきても難しい。最終的にそこを目標にしながらですけど。こっちは打率よりも違う数字に重きを置いている印象はありますけど、打率は分かりやすいと思います」と語る。
 
 ヤンキースに3連勝を飾り、貯金を2としたが、まだ地区最下位。「負けてしまうと差は埋まっていかない。勝ち続けるしかない。何とか離されないようにしたい」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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